【鉄道写真】岡見貨物を追う～DD51重連貨物の魅力～(4)

［　山陰本線　鎌手駅　］

益田駅に岡見貨物が停車しているうちに、先回りして他の撮影地を探します。
ただ、正直、この辺りの地理にはあまり明るくありません。
いくつか撮影地の候補はあったものの、いずれも探し出すことができず（死）。
やむを得ず、安全確実に撮影できる鎌手駅で待ち受けることに決めました。


警笛の音が聞こえて少し経って、DD51がその姿を現し始めます。
ファインダー越しには見えませんでしたが、背景の家の軒先に吊るされていた干し柿が一緒に写っていました。
たまたま写り込んだものですが、秋らしくて、なかなかいい風情に。




ゆっくりと鎌手駅に入線してくる岡見貨物。
速度を落としてホームに入線してくるので、カット数を稼ぐことができます。
嬉しい事に、この頃までに、まだ雲が多いものの、天候は大幅に回復。
朝日が順光となって貨物を照らし出し、最高の撮影環境となりました。




停車中の岡見貨物。
岡見貨物は、列車交換のため、鎌手駅でしばらく停車します。
停車中の貨物列車を満足いくまで撮影すると、今度は近くにある陸橋（歩道橋）へと急ぎました。
発車シーンを撮るには、駅よりもこの陸橋の方が向いているのです。






陸橋から撮影した、岡見貨物の鎌手駅出発シーン。
駅からは少し距離がある上に、速度もまだ上がっていないので、シャッターチャンスは豊富にあります。
駅を発車し、こちらに向かってくる貨物をファインダー越しに見ながら、夢中になってシャッターを切りました。