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2008.10.24(Fri):駅探訪
驫木駅(1)
久しぶりの思い出の駅」シリーズです。
今回は、LMにとっても、友人Kにとっても、特別な思い出のある五能線驫木駅を紹介します。
驫木駅と言えば、「青春18きっぷ」のポスターで紹介され有名になったという話ですが、LMは現物を見たことがないので知りません(苦笑)。

五能線(1)a

五能線(1)b
驫木駅に行く途上の光景。
五能線自体が、私たちにとっては特別な路線です。
特に、(東能代側から行った場合)深浦を過ぎると、波しぶきがかかるほど海に近づきます。
その光景の素晴らしさは、とうてい言葉には尽くせません。
上の写真のように晴れている時(特に夏)の眺めは最高ですが、下の写真のように風浪が激しい荒れ模様の時、波が怒涛のように打ち寄せる様も印象深いものがあります。

驫木駅(3)a
驫木駅ホームから深浦方面を見る。
何回来ても思うことなのですが、驫木駅に降り立つと、何ともいえない安らぎを感じます。
ホッとする」という言葉が一番ふさわしいでしょうか。
LMたちにとって、この駅は五能線の象徴のような駅なのです。

驫木駅(3)b
写真の右手には驫木漁港があります。
この駅の周りにはほとんど人家がありません(駅前に1件あるのみ)が、驫木集落の人はそれなりに利用しているのか、駅の前では自転車やバイクがよく置いてあります。
車で駅まで送迎してもらっている人もたまに見受けられます。

驫木駅(4)a

驫木駅(4)b
同じく、驫木駅ホームから風合瀬方面を見る。
上が2004年8月、下が2008年4月訪問時のものです。
よく見ると、駅名板が変えられているのが分かります。
驫木」という地名は「波の音がとどろくところ」に由来しているようですが、ここではその“とどろく”に通常の「」ではなく、「」の漢字を当てています。
この漢字を当てた理由をLMは知りませんが、聞いた話では「急な海岸の段丘上に収穫した物を運ぶためには、馬が3頭必要だったため」「波音のあまりの激しさに馬が驚き、逃げてしまったため」など、いろいろと説があるようです。
又聞き程度なので、この話もどこまで正確かは分からないのですが(^^;

驫木駅(5)
駅舎内から海を眺める。
穏やかな天気の日には波がさざめく音が聞こえる程度ですが、波が逆巻く日には、怒涛のような波の音が聞こえます。
まだ冬期に訪問したことはないのですが、冬の荒天時には、まさにとどろくような波がこの駅にも降り注ぐことでしょう。

驫木駅(6)a

驫木駅(6)b
驫木駅駅舎。
上はやや高い場所から撮ったものです。
上が2004年、下が2008年訪問時のもの。
写真では分かりづらいかもしれませんが、よく見るとこちら側の駅名板も変えられていることが分かります。

驫木駅(7)
国道のバイパスと旧道の合流点付近から撮った写真。
驫木駅の周囲に人家はほとんどないのですが、以前は駅のすぐ前を国道が走っており、車の騒音が結構ありました。
しかし近年、駅よりも少し山手側に新バイパス道が完成。大半の車はそちらを通るので、駅前の道は通行量が大幅に減り、少し静かになりました。
旧道とバイパスは駅のすぐ先(風合瀬側)で合流しており、そこは微妙に坂道になっているので、このアングルで駅を撮ることができるようになりました。
列車が駅を通過する様子を撮影するのも容易です。

驫木駅(8)
驫木駅を通過する快速「リゾートしらかみ」
「リゾートしらかみ」は、駅手前の直線でスピードを上げるらしく、驫木駅を通過する時は物凄い衝撃を残して走り去っていきます。
ホームと線路が近いのもあるでしょうが。
実際、駅舎前のホームに立っての撮影はかなり危険なので、撮影される方はご注意を。

驫木駅(9)
駅舎内部。
この日は好天に恵まれ、駅舎内にも柔らかい日差しが差し込んでいました。
駅舎の中には駅ノートがありますが、それを見ると多くの人がこの駅を訪ねていることが分かります。
いつか来た時には、確か、演歌「五能線」を歌う演歌歌手・水森かおりさんが一筆書いていた気もします・・・。

驫木駅(10)
やがて、帰りの列車が入ってきました。
荷物をまとめ、列車が近づいてくるのを待つ数分間、例えようのない寂寥感が胸をつきます。
この駅を離れるのが寂しいと、心が叫んでいる気がします。
この駅から離れるということは、また退屈な日常に戻ることにつながる・・・。
それが、この駅から立ち去りがたい気持ちを感じさせるのかもしれません。
しかし、意を決して列車に飛び込みます。
閉まるドアの先に駅を見ながら思うことはひとつ・・・。
さっきまでいた駅なのに、心はもう「また必ず来る」と誓っているのでした。

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