2012.09.07(Fri):鉄道写真

[ 鹿児島本線 銀水~大牟田間 ]
長溝川踏切(1)
9月に入り、ある鉄道光景がひっそりと消えゆこうとしています。
知名度はほとんどなく、誰も知らないような光景ですが・・・。
大牟田市にある長溝川踏切が、9月9日をもって廃止されることが正式に告知されたのです。

三井化学専用鉄道(17)
長溝川踏切については、以前、大牟田専貨と三井化学専用鉄道の記事を書いた際、紹介しました。
この時点で、踏切をアンダーパスで通過する立体交差工事が進んでいました。
それがついに完成となり、それに伴って不要となる地上部の踏切が廃止されることになったのです。
この踏切は、まさに「通行障害」といっても差し支えないほど、迷惑な存在でした。
JR鹿児島本線と西鉄の天神大牟田線を跨いで立地する長溝川踏切。
人も車も多く行き交う場所なのに、両路線とも列車本数が多く、たびたび踏切が閉まってしまいます。
(資料によれば、最大25分/時、1日当たり6.2時間)
そのため、その度ごとに人と車の流れが遮断され、渋滞の原因にもなってきました。
アンダーパスの立体交差により、人も車も線路の下を安全にくぐれるようになります。
踏切待ちがなくなるので渋滞も緩和され、市内と有明海沿岸道路の接続も容易になります。
多くの市民にとっては、立体交差の完成・踏切の廃止は待ち望まれたことだったでしょう。

長溝川踏切(2)
しかし、長溝川踏切廃止に伴い、そこで見られていた貨物の光景は、もう見れなくなるかもしれません。
特に痛いのは、今後は仮屋川操車場を撮影するのが困難になると見込まれることです。
仮屋川操車場は、長溝川踏切のすぐ先にあり、この踏切からの撮影がベストポジションでした。
(wikipediaで仮屋川操車場についてふれた記事の写真撮影も恐らくこの踏切から撮影と推定)
ここからはDE10を先頭とする貨物と、三井化学専用鉄道の45トン電気機関車を先頭とする貨物が並列する光景や、DE10が入換作業で構内を忙しく走り回る光景などを撮影できました。
これまでこちらで紹介していないものも含め3回通いましたが、機関車や貨物好きにはたまらない光景でした。
その光景が見られなくなるのかと思うと、残念でなりません。

長溝川踏切(3)

長溝川踏切(4)

長溝川踏切(5)
まあ、これも時代の流れですから仕方ありませんが・・・。
これからもっと撮影しよう、と思っていた矢先に封鎖されるのは悲しいですね。
今後、踏切跡がどうなるのかは分かりませんが、おいおい調査していきたいです。
これまで撮った写真が貴重なものになる日が来るのかもしれませんね。

・・・本当は封鎖される前に撮影に行きたいのですが、現状では少し厳しいかも(汗)。


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