2013.04.21(Sun):鉄道旅情

[ 石北本線 上白滝駅 ]
北海道201302(12)

北海道201302(13)
初めて見る上白滝の夕暮れ時――ブルーモーメント
その光景はあまりにも鮮烈で、呼吸さえ忘れそうになるほどだった。
――寒さではなく、感動の震えで、動けなかった。
白銀の世界に光が織りなす、この時間帯だけの奇跡。

[ 石北本線 下白滝駅 ]
北海道201302(14)


下白滝での時間は、いつもあっという間に過ぎ去ってしまう。
十分な時間を割いたはずなのに、それでも短く感じる。
無駄な時間は1秒もない、大切な時間――。
共にあるのは最愛の人の遺影。
彼女と一緒にこの駅の景色を眺めていると、奇跡は起きる。
優しく微笑む彼女がすぐ隣で寄り添っているようで――
彼女の笑いさざめく声がすぐ耳元で聞こえてくるようで――
例えそれが近くて遠い、決して届かぬものであっても、僕は幸せなんだ。
あなたが傍にいてくれる、それだけで――。
あなたと邂逅できる奇跡の聖地、それが下白滝。

北海道201302(16)

北海道201302(15)

北の記憶(1)
神聖――
清浄――
この言葉を体感したければ、厳冬の夜の下白滝に降り立てばいい。
氷点下二桁の冷気が支配する世界――。
それは、決して人に優しいとはいえない。
それでも、心を無にして、この世界とシンクロできたら
神聖な清めの世界を体感できるだろう。
下白滝の夜は、奇跡のように美しい。


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